私達は3次元世界に肉体を持って生まれ、ニュートンの
物理法則に縛られています。
そして、意識も残念ながらこの物理法則に縛られてい
ます。
良く言われる「目に見えないものは信じない」という
アレです。
しかし、量子力学が登場し、原子の中の素粒子を覗いて
みると、突然出現したり、消えたりと3次元の物理法則と
全く違う、勝手な気ままな自由な振る舞いをしているで
はありませんか?
私達の常識では考えられない現象が、全ての原子の中で
今起きているということです。
夜空を見上げればどうでしょう。月や星や流れ星、彗星
など、私達の想像力を刺激し、楽しませてくれるもの
ですが、科学的にはダークマター、ブラックホール、
宇宙の果てなどマクロの宇宙物理学は我々の常識としてい
るニュートン物理学からはかけ離れた事実が続々と明かに
なっています。
私達の世界は量子力学、ニュートン力学、宇宙物理学と
それぞれ、異なる現実が存在しているわけです。
マクロの宇宙から、ミクロの素粒子まで、トドのつまり
結局は分からないということなのです。
それを科学者たちはつじつまを合わせようとして、数式
をこねくり回しているだけなのかもしれません。
ひとつ解明すると、10新たな分からないことが、複利
のように出てくる。
この理屈で、科学がいくら進んでも謎が増える一方で
永久に分からないということなのです。
(続く)