土壇場で集中力を発揮する・・脳を鍛える方法
歴史に残る高校野球決勝戦、日本文理vs中京大中京を見られた
人も多いと思いますが、
試合終了後、勝って優勝したのに泣いている中京大中京の選手、
負けたのに笑顔の日本文理の選手の対照的な表情に驚いた人
もいたのではないでしょうか?
何といってもこの決勝戦、見る者を感動、興奮させたのは9回
6点ビハインド、ツーアウトからの日本文理の驚異的な粘り
でした。
この普通でない「粘り」には何か秘密があると思っていたら
やっぱりありました。
日本文理の練習では「一打席一球」、つまり、通常3ストライク
まで勝負できるところをを1ストライクでアウトになる設定
で練習したというのです。
これで、毎打席、「追い込まれた」状況になり、一球に対する
集中力をつけていったというのです。
練習では、試合のように敵も観客もいませんので、ダレてしま
い集中力を欠いてしまいがちです。
集中力を維持するには「高速反復」が良いとこのブログで紹介
しました。
「高速反復」が向かないような場合は、この日本文理のように
バットを振る回数を減らして一回のバッティングに対する集中
力を強制的に上げる方法というのも非常に有効な手段という
ことですネ。
この練習を積み重ねてきたからこそ、9回裏2アウトから集中力を
発揮できたのだと思います。
いろいろな事に応用できそうな素晴らしいアイディアですね。
(*^_^*)
⇒『超集中力!聖徳太子の耳』etc.