人は、素晴らしいハーモニーを奏でる声という楽器を天から授かったのに、どうして耳障りな不協和音ばかり出したがるのか・・脳を鍛える方法
「ソクラテスもプラトンとみんな悩んで大きくなった」
というCMがありましたが、確かにこれらの偉人は哲学的抽象
的な問題について大いに思索を深めました。悩んだとは少し
違うと思いますがネ(*^_^*)
一方私たちの悩みはどうでしょうか?
景気悪化により、失業、リストラなど家計に直結した問題が
増加しているようですが、やはりトップは人間関係の悩みが
今も昔も一番多いようです。
人は悩みが深くなると、不眠症や自律神経失調症など心と
体の不調が出はじめ、集中できなくなります。
そして、この悩みは人間の持つ素晴らしい想像力の産物で
あることが多いのです。悩みの90%は実際には実体のない
もの、また実際には起きないものであることは調査結果で
証明されています。
頭の中に想像力で生じたお化けに悩まされているというわけ
です。想像力の悪用ですネ。
人間関係の軋轢の原因となるのは妬み、批判、悪口、蔭口な
どです。これが起点となり、喧嘩やいじめが始まるのです。
何不自由ない暮らしをしていたお釈迦様は、「生老病死」に
ついて悩みはじめました。そして、ついに悩みを消す方法を
見つけたのです。
釈迦はさらに、対人関係の基本的な姿勢についても述べてい
ます。それは、「褒めておけば間違いない」ということです。
人の良いところを探しをして褒めるだけでいいのです。お金
もかからない人間関係を円滑にするすばらしい方法です。
また、普段から「褒める」ことに徹していれば、人間関係の
無用な軋轢の発生を予防することもできます。
ですから出し惜しみする必要はまったくありませんよネ。
褒める所は探せばたくさんあると思います。趣味、ファッショ
ン、言動、行為、成績、性格・・。
褒められて悪い気がする人はめったにいません。ですが、日本
人は世界でも一位二位を争うほどの褒め下手、貶し上手ときて
いるので困ったものです。(*^_^*)
悪口を言って一服の爽快感を味わうのもわからないではありま
せんが、害の方が大き過ぎます。
直接言うのは苦手という人は、間接的に褒めましょう。いわゆ
る「影褒め」というやつです。「影褒め」の方がうれしいと
いう人が多いのです。特になんとなく苦手の人に対してや敵対
する人には効果的です。
褒めればいいということで、自分の気持ちとまるっきり反対の
ことを言ってはいけません。自分の中にストレスを溜めてしま
うことにもなりませんからネ。
「普通」と感じてることならば自分に嘘をついていることに
なりませんから、「普通」以上であればどんどん口に出して
褒めましょう。
良く若い人が「普通においしい」と言っているのを耳にします
が、料理した人や聴いた人は微妙ですよネ。こういうときは
「普通」抜きで「美味しい」と言えばいいのです。これですと
ストレスもたまらず、人間関係も良好になるというものです。
褒めるところがひとつもない?
そんなときは口を閉じて黙っていればいいのです。
スポンサードリンク

