音読が脳を鍛えるということで、百ます計算と同様に教育、
医療、リハビリの現場で行われ、同等の効果をあげています。
音読が黙読よりも優れている点は、脳の使う部位が多いとい
うことです。
発音する、その発音を耳で聞くという作業が加わり、それだ
け脳の活動する部位が黙読だけの時よりも増えますので、
音読の方が脳活性されます。
脳活性するということは具体的には脳血流が増加し、酸素、
ブドウ糖が運ばれ脳細胞やシナプス結合などの増加に使用さ
れるということです。
この時、たとえば発音するということだけとっても、口、
舌、のど、呼吸筋などを動かす運動野を使わなければなりま
せん。
このようにできるだけ感覚を総動員して読書すれば、記憶が
定着しやすくなります。
それは例えていえば、ある記憶に付随する情報を1本の紐とす
るとその紐を数多く持つことで、想起する時の手がかりが増え
記憶、想起し易くなるということです。
ですから、さらに言いますと、音読も立って歩いて行えばさ
らなる全脳活性となり記憶の定着も向上します。
阿部寛さん、山下智久さん、長澤まさみさん、小池徹平さん、
新垣結衣さん、長谷川京子さんなどが出演してヒットした
ドラマ「ドラゴン桜」でもやってましたよネ。(*^_^*)
音読の脳活性効果をあげるには、ハッキリと大きな声ででき
るだけ速く読むということです。
ゆっくり音読しても脳の情報処理能力に余裕があるので脳活
性効果はありません。常にMAXのスピードで音読することが
脳活性の秘訣です。
中身をじっくり味わいたい読書は場合は別ですヨ。(*^_^*)