今、ヒーリングなどで流行しているの「シータ波」。
シータ波は脳波のひとつで、4〜7Hzの周波数、
まどろみ状態の脳波で、僧侶やヨガ行者が深い瞑想
状態の時に出る脳波です。(実際は他の脳波も出てい
る)
記憶と学習に適していると言われていますが、残念
ながら通常の人の日中の活動状態ではほとんで出ま
せん。
シータ波、さらにその下のデルタ波(1〜3Hz)は
潜在意識の脳波と言われています。
シータ波の時には、薄くなっていますが、顕在意識
の働きが残っていますので、意識的に脳波をシータ波
にコントロール出来るようになれば、学習効果を
飛躍的に上げることができるようになります。
催眠状態で記憶力が増進することが知られていますが、
これもシータ波の効果です。
シータ波の状態では、外部情報が顕在意識の壁をすり
抜けて(厳密には他の脳波とのバランスによる)潜在意識
にインプットされます。
従って、思いこみの解消、信念の転換、記憶の変換、
五感情報の変換など、催眠術でお馴染みの現象が可能に
なってきます。(つづく)

