2009.8.21の高校野球準々決勝の花巻東を見て驚きました。
注目されていたエースが背筋痛で5回途中で降板。
これだけでも、相当なショックでしょうが、8回に逆転
された時に、ベンチの上記エースを含め、全員が笑顔で
拍手(のように見えました)していたのです。
順調に物事が運んでいる時には、そのままの状態を維持
すればよいので、特別なことをする必要がありませんが、
ピンチの時には緊張して血流が悪くなり筋肉がしなやか
さを失い、集中力が無くなり実力を発揮できなくなります。
こんな時いかに平常心を保てるかが勝負の分かれ目にな
ることが多いのです。
こういうときに平常心を保つ方法として、深呼吸・腹式呼吸
、ジャンプなど随意筋を動かしてリラックスする方法が一般
的に行われています。
ですがこれよりも簡単な方法が「笑顔」なのです。
笑顔を作ると血行がよくなります。さらに、全身から力が
抜けてリラックスします。
このリラックスが緊張とのバランスを取り、平常心を保ち
パフォーマンスをMAXにすることができるのです。
花巻東はその後延長10回に勝ち越し、勝利したのですが、
だからといって、笑顔を作れば勝てるかというと、勝負事
ですからそんなにうまくいきません。
大事な事は、自分の心身の状態を把握し、緊張とリラックスの
バランスを図ることです。
緊張し過ぎでも、だらけていてもパフォーマンスはMINになり
ます。
緊張時に無理やりでもいいですから「笑顔」を作る。
パフォーマンスを上げるひとつの方法です。
スポーツでなくても、試験、発表会、告白など様々なシーン
で使える方法です。
⇒『笑ったぶんだけ楽しくなれる』etc.