室町時代の浄土真宗の僧、蓮如上人はもの言わぬ農民や民衆
に「喋れ、もっと喋れ」と人前で自分の考えを言うことを
奨励しました。
人前で話してこそ自分の考えが、整理され、さらに他人にい
ろいろ指摘されて、信仰は正しい方向に矯正され、深まって
いくと・・。
「音読」が脳血流を増加させることはもう常識になっていま
すが、さらに「音速読」、さらに、暗記した文章をテキスト
無しで音読する「暗誦」。さらに速く暗誦する「暗速誦」と
脳血流が増大し脳活性します。
しかしながら、人前で喋るほうがより脳活性されます。
それは音読などと比較しても、自分で考えを構成し、言葉を
選択し、まとめていくという作業や、相手の話の内容、態度、
表情などを読み取り、またそれに対してアドリブで対応する
という作業が必要となるからです。
蓮如上人は農民や民衆に「喋れ、もっと喋れ」とけしかけ
ました。普段物言わぬ農民の人々にとっては、カルチャー
ショックだったでしょうが、脳血流を増加し、脳活性し、
自信、度胸、やる気、積極性、若返りなど、様々な効果が
出たのは間違い無いでしょう。
喋りの達人といえば、古舘伊知郎さん、「トークの魔術師」
さんまさんがいます。
古舘さんの実況解説はまるでマシンガン。時にはしゃべり
が自分の考えを超える時があるといいます。
「トークの魔術師」さんまさんは、ハイスピードでのコミュ
ニケーションが得意で、漫才で使われる「天丼」を多用します。
ゲストの話に間髪入れず切り返して、さらに笑いを取らないと
いいけません。連想力、語彙力が相当鍛えられているようです
ネ。PETで見ると頭全体真赤になっていると思います(*^_^*)
古舘さん、さんまさん二人とも若々しく頭の回転速そうですよ
ネ(*^_^*)
脳血流MAXクラスの喋りはディベートでしょうが、一般の人に
とってディベートする機会などほとんどないでしょうから、
人と話す機会があれば億劫がらずにどんどん出かけて喋りま
しょう。
一人でDSトレーニングやるよりよっぽど脳は鍛えられます。