今の日本は夜型人間が主流になっているようです。
夜ふかしして、朝食抜きで済ませているビジネスマンや学生が
多いようです。
深夜の海外ドラマやバラエティ番組など面白いプログラムが
多いですからネ。(*^_^*)
また、小腹が空いた時には便利な24hコンビニもあるので都会
の深夜族増長?の一因になっているようです。
結論を言いますと脳を鍛えるには朝型です。
人間には25H周期の生体リズム、サーカディアン・リズムがあり
ます。※サーカディアン=ラテン語で「約一日」という意味
※25H周期だが、毎朝リセットされる。
サーカディアン・リズムは脳の松果体から分泌されるメラトニン
というホルモンがコントロールしています。
このメラトニンは眠気を起こさせるホルモンで、AM2時頃に眠気の
ピークが来るようにコントロールしているのです。(また、セミ・
サーカディアン・リズムとうのもあり、PM2時頃も眠気がやってき
ます)
メラトニンが十分に生成・分泌されないと睡眠障害が引き起こさ
れ、不眠症などの原因となります。
その日習った新技術や新知識を側頭葉に刻むには6H以上の睡眠
が必要となります。
睡眠中には脳の中で情報の整理・記憶の強化が行われます。
睡眠のリズムが壊れると記憶力が低下してしまうのです。
しっかり深い睡眠を取るにはメラトニンを十分に生成する必要が
ありますが、メラトニンは朝に生成されます。
さらに、目に十分な光を当てることでメラトニンの生成量が増加
します。
太陽光は3万ルクス、蛍光灯は400-700ルクスですので、朝起きたら
すぐ窓を開けるか、外に出るのがメラトニンを生成するのに一番
適しているのです。
ですから、十分なメラトニンと生成するためにはできるだけ早起き
して午前中にできるだけ光を浴びることです。
これは、夜型の人と朝型の人との比較調査でも明確に記憶力に差が
あり、さらに夜型⇒朝型に変えた人のほとんどが記憶力の改善を
実感されています。