人は感動すると、脳内麻薬、快楽ホルモンのエンドルフィンを
分泌し、気持ちが良くなります。同時に脳波もアルファー波に
なります。
血行が良くなり、酸素、ブドウ糖が脳に運ばれ、活発に働くよう
になります。
アルファー波が出ますので、リラックスし、集中します。
つまり、「幸せ」になるというわけです。
何が「幸せ」かどうかというのは人それぞれですのでなかなか
定義できないと思います。蓼(たで)喰う虫も好き好き、十人十色
というわけですが、その人が「幸せ」かどうかはわかります。
脳波を測定してアルファー波の量と時間を測ればいいのです。
それが多い人ほど幸福と言えます。
映画やテレビ・ドラマ、コンサート、本などで感動したものが
あれば(過去のものでも)、もう一度といわず、何でも見てみまし
ょう。今はデジタルのメディアが沢山出ていますので簡単に手が
入ります。
映画、コンサートなどを見たときの感動は思い出せば出すほど
長続きします。
感想などを日記に書いたり、ブログに書いたりすると、その時の
感動がよみがえり、再び感動しエンドルフィン、アルファー波が
出続けます。
読書好きな人なども読後に感想文を書いておくと、シーンが頭
の中で再生することになりますので、イメージ力強化、記憶力
強化になります。もちろん感動も持続することになります。
以上は普段の生活の中でエンドルフィン、アルファー波を出す
「感動」を持続させ脳を鍛える方法についてでしたが、
エンドルフィン、アルファー波を継続的に出し、一日中幸福感
を得る一番良い方法は、人生の目的を持ち、常時その目的を意
識し、それに向けて活動することが一番です。